今年の3月にご連絡をいただきました。
前回の塗装は2010年。
前回2010年の施工の様子はコチラ
前編:https://kajikawa.exblog.jp/13774270/
後編:https://kajikawa.exblog.jp/13793173/
15年経ち、気になる箇所が出始めたので是非見てくださいとご連絡をいただきました。
Ⅰ様は、私たちにとって思い出深い方でした。
前回の施工中のこと、車のバッテリーが上がってしまい、
それを見たⅠ様、すぐにホームセンターへ工具を買いに走ってくださったのです。
「こんな良い人が居るんや」つくづく思ったものです。
久々の再会では、前回施工時の記憶の答え合わせに始まり、
Ⅰ様が目下ハマっておられる万博について、楽しすぎて話が尽きません。
おかげで事前に情報を得ることができ、気分は既に1回か2回行った?かの如く。
マメに連絡を取りあいながら施工を進めました。
Iさま、ご配慮いただきありがとうございました。
季節外れの、野太いウグイスの声がこだますI様邸でした。
物件データ
施工箇所 | ●外壁・屋根・付帯部分塗装 ●シーリング撤去打ち替え ●ベランダ防水 ●鼻隠し・破風 ガルバ鋼板巻き ●軒樋取り換え ●植栽の整理 ●エアコン撤去2台 |
---|---|
外壁塗装 | 下塗り: 日本ペイント ニッペパーフェクトフィラー 中塗り・上塗り: 日本ペイント ニッペパーフェクトトップSi (強力防カビ型) |
屋根塗装 | 下塗り: 日本ペイント ニッペファインパーフェクトベスト強化シーラ 中塗り・上塗り: 日本ペイント ニッペグランセラベスト2液ファイン |
工事期間 | 令和7年6月30日(月)~ 令和7年7月23日(水) |
ご依頼のきっかけ | 2010年の施工に続き、2回目の施工 |
カラー | 外壁: ベース ND103 アクセント N-40 屋根: ディープグレー |
地域 | 兵庫県三田市 |
施工前の不安・心配事
湿気の多い環境日当たりの悪い玄関上の屋根が気になる
周辺の落ち葉で樋が詰まりやすい
梶川塗装を選んだ理由
前回の施工でお互いによく分かっているので安心して任せることができる
建物診断レポート

緑豊かな環境、裏を返せば、湿気が多い環境。
前回、強力防藻防カビ型の塗料を塗り、
15年後の状況がコチラの写真。
建物全体が緑だった前回の塗装前よりは
随分マシ。
防藻防カビ塗料の効果を実感。
前回、強力防藻防カビ型の塗料を塗り、
15年後の状況がコチラの写真。
建物全体が緑だった前回の塗装前よりは
随分マシ。
防藻防カビ塗料の効果を実感。

落ち葉がギッシリ詰まっている軒樋。

落ち葉の重みと湿気で、
変形してしまった樋。
ここのところ、
塗り替えとセットのように
軒樋を取り換えるお客様が増えています
変形してしまった樋。
ここのところ、
塗り替えとセットのように
軒樋を取り換えるお客様が増えています

築34年。今回は塗装をし、
次回は葺き替え(カバー工法)を
視野に検討することに
次回は葺き替え(カバー工法)を
視野に検討することに
工事中の進捗ダイアリー

足場仮設
屋根を覆う枝が切れるよう、足場の外にステージを
設けてもらいました。

高圧洗浄
事前に軒樋に詰まった落ち葉を取り除いてから洗浄を行いました。
前回の施工時は、
事前に洗剤で洗ってから高圧洗浄、
それでも取れず、再度洗剤で洗い、
ようやくきれいになったのでした。
今回は高圧洗浄だけで
きれいに汚れが取れました。

使用材料搬入
今回も、強力防カビ型を選択。前回は強力防藻防カビ型でしたが
仕様変更で、現在は
強力防カビ型となっています。

軒樋撤去
おおむね高圧洗浄後に軒樋を取り外しています。
塗装の作業が終わる工事終盤に
破風や鼻隠しのガルバ鋼板巻き、
軒樋の取り付けを行います

屋根上塗り
塗装か、カバー工法か、随分悩みましたが
「今回ナントカ塗装が出来そう」
ギリギリの選択でしたが、
きれいに仕上がりました

外壁中塗り
前回はND184で全体を塗装。今回は2色分けにしてみようと、
グレーの濃淡で塗り分け。

破風・鼻隠し部分、ガルバ鋼板巻き
屋外という環境のため、どうしても傷んでしまう部分。
軒樋を取り付ける前に、
ガルバ鋼板を巻きつけ

軒樋取り付け
支持金物を取り付けたのち新しい樋を取り付けています

新しく取り付けられた樋
新しい樋は、従来よりも幅広タイプを選択。落ち葉が樋に入らないよう、
落ち葉除けネットなどあるのですが
今までの経験上、またお客様宅を見る限り
逆効果になってしまっていることが多く
今回、幅広タイプの樋を
取り付けることにしました。

ベランダ防水
排水口が詰まってしまっており、すっかり傷んでいたベランダ。
下地からやり直し、防水。
排水口のつまりも解消。