飛んで行った樋、付随する外壁の補修工事

BEFORE
AFTER

お客様から連絡をいただいた。
「樋が飛んでしまってるみたいで・・・」
室内に雨漏り等々何か異常が無いと
私自身もじっくりと建物を見ることは無い。

お住まいの地域は私どものお客様が多い地域。
お隣さんもお向かいさんも皆、梶川塗装のお客様。
今回異常を知らせてくださったのはお向かいさん。
指摘を受けるまで全く気付かなかったとお客様。

 

施工前の様子                                    

ご連絡を受けてお伺い、確かに樋が無い・・・。
集水器からエルボ、呼び樋までは何とか存在。
ところがその先のエルボの途中でちぎれたようになっている。
そこから下の竪樋、下屋を伝う這い樋、先端のエルボまでが
すっかり無くなっている。残骸すら残っていない。
そもそも残骸が周辺に散乱していればお客様も気付いたはず。

 

そもそも這い樋は無かった?そんな訳があるはずもない。
前回施工時、屋根塗装の際の写真を確認。
ちゃんとある(当たり前!)
久々に写真を見比べると
日当たりが良いためか屋根がかなり色褪せている。

 

樋が飛んでいった結果、
屋根からの雨水は、壁を伝い続けていた様子。
下屋の付け根に雨水が溜まり続けていたため
サイディングが一部傷んでおり

どういう訳か、向こうの方まで

この状況からすると、樋が無くなってからかなりの期間が
経過していると思われた。

 

樋が無くなった原因は台風や暴風雨しか思い浮かばず。
保険の適応になるのでは?
保険会社さんに確認を取っていただく間、
これ以上雨水が侵入し劣化が進まないよう養生

そして、前回の塗装工事から14年。
ぼちぼち次回のメンテを視野に入れる頃合いでもあり
建物全体をチェックさせていただいた。
今すぐ補修が必要なのは、この部分だけ。
あとは年数相応の傷み具合。

そのあたりのことも含めお客様にご説明。
ひとまず今回は、
樋と外壁の補修を施工することに決定。

 

施工の様子                                     

1)足場仮設
建物の一部に足場を仮設

 

2)まずは外壁の補修から
傷み具合によっては、
面全体をガルバ鋼板の壁材で被う可能性も視野に入れていた。
足場を組んでじっくり見てみると、被害は限定的。
傷んだ部分のみをガルバ鋼板でカバー。
下になる部分から上に向かって補修

外壁補修後

 

3)続いて樋の補修
飛んで行ってしまった付け根の部分から

這い樋
飛ばずに残っている対面の這い樋を見ると
支持金物が少ない。
建物の現況確認の際に、こういう項目もチェックするべきだと猛省。
支持金物もしっかり取り付け。

対面の這い樋にも追加で取り付け

 

集水器への流れ込み部分までしっかりと

今年は雨が多く、他にも様々な被害の報告を受けた。
通り一遍の対策では太刀打ちできない事柄も出始めている。
「災害に立ち向かう仕様」で、お客様へのご提案内容も考えなくては。
施工内容自体は「補修」とはいえ、思うところの多い事例となった。
お客様(Sさま)、お向かいのお客様(Dさま)ありがとうございました。
しかしながら・・・・・疑問は尽きない。
ゴッソリと飛んで行った?樋はどこへ消えたのだろう。
あれだけの残骸、苦情が出てもおかしくないのだが。

物件データ

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