本日５月２９日、近畿地方の梅雨入りが発表された。
５月中の梅雨入りは１０年ぶりとのこと。

普段現場に出ているため、なかなか更新できない「最近のオシゴト～」コーナー。
現場が休みなので、久々の更新。

「オタクいったい何屋さんですか？」な工事に並行して、
本職の塗装部隊もしっかり動いています。

最近の塗装工事、一部ですが駆け足でご紹介しましょう！

①兵庫区Pビル様大規模修繕工事
３月終盤から始まった大規模修繕工事
１）足場仮設

外壁調査に下地補修

調査の結果、この際だから補修できることは補修
２）傷んでしまった避難ハッチの交換
交換中の様子(上階から下階を見ています）

交換完了

３）その他にもベランダ天井や
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↓

４）廊下の天井なども補修

工事は完了間近

今後は見切りなど細かい部分を収めていくこと、
そして、足場解体後に
廊下・階段の長尺シート工事の予定

ご入居の皆様、もうしばらくご辛抱ください。

②　完全艶消し塗装が好評です（須磨区・北区）
昨年末あたりに、塗料屋さんが持ってこられた、完全艶消し塗料
「パーフェクト　トゥルーマット」

私どもとしては、やはりザラザラしていて汚れやすいという懸念が拭いきれず、
大々的にはお勧めしていない・・・
ともすれば全力で阻止しようとした・・・経緯が。

とはいえ、艶消しでの塗装を希望されるお客様が多いのもまた事実。
パーフェクトトゥルーマット、最近相次いで２件のお宅を施工しました。

従来の塗料にも艶消し仕様はあったのです。
が、完全な艶消しではなく実際には
「底艶」「奥艶」と呼ばれる、微妙な艶が残っていました。

今回使用した、パーフェクトトゥルーマット、本当に艶が無く
仕上がりが美しい！

タッチアップで塗り重ねると艶が出てしまう？質感が変わってしまう？
新製品なので、塗装するのは初めてのこと。
施工にあたり、気になることは尽きませんでした。
思いの外、施工もしやすく、きれいな仕上がり。

塗った瞬間はツヤツヤ

時間が経ち、乾燥してくると
徐々に艶が引けてきます

艶消しにこだわられる方、是非！

③サイディングに
浮き、反りが見られたお客様宅（灘区）

お問い合わせを受けお伺いし、思わず言葉を失ってしまった建物。
建物全体のサイディングが浮き、反り。

浮いた部分を固定すれば良いのは分かる。
が、やり方を間違えば、サイディングが割れてしまう。
固定の仕方、固定するビスなどを慎重に選び、施工
立派なお宅で、
建物全体のサイディングを固定するのはなかなかの作業量。
お世話になっている大工さんたちの手を借りて、一日がかりで施工

工事完了後

④雨漏りがとまらなかったお客様宅（北区）

以前施工したお客さまからの紹介。
雨漏りのため、工務店の方に見て頂き、「この辺りだろう」とのことで
ベランダの掃き出し窓取り換えと、樋の工事をしたものの、雨漏りは止まらず。
「どうしよう」と困っていたところ、弊社を勧められたとのこと。

しっかり雨漏りです
最初に工事をした工務店さんがサッシを取り換えた気持ちも良く分かる、
それ以外にも、「ここではないか？」と思えるところが複数あり、
冬の間に点検口を設け、雨漏りの状況を観察。
ある程度的を絞り込んでから春先の施工となりました。

結果は思いがけないところに。
雨漏り、止まりました！
足場解体の前に、再度高圧洗浄で激烈な雨を再現、
漏れの無いことを確認のうえ、工事完了となりました

⑤懐かしいお客様との再会
１）１０年前に施工した灘区T様邸
ご連絡を頂きお伺い。まだ艶があり、数年後でも良さそう。
「まだ早いって言うんやろ？　せやけど、塗ってーな」

施工前

工事完了後

２）東灘区O様邸
弊社会長のご友人Mさまの娘さん宅。
「うしゃしゃしゃしゃ」と笑う、いつも朗らかだったMさま。
残念なことに２年前お亡くなりになってしまいました。
久しぶりにお伺いし、まずは昔話から。

施工前

施工後

新しいお客様との出会い、
昔からのお客様との再会、どちらも嬉しいものです。
「オタクいったい何屋さん」工事も、勿論施工しています。
が、あくまでも入り口は塗装工事。
新しいお客様には、まずは塗装工事から承っています。

梅雨明けはいつになるのでしょう？
天気予報や雨雲レーダーと睨めっこの日々は続きそう。