豆知識

カラーコーディネーター 内山 静香

皆様は色にどんなイメージを抱いていますか?
また、好きな色はありますか?

自然には、さまざまな色が存在します。
もえるような真っ赤な夕日の色、すきとおるような青い海の色、黄金色に燃える麦の色 etc
色それぞれには感情があり、私たちの心を揺さぶります。

色は、色相(色み、いろあい)、明度(明るさの度合い)、彩度(鮮やかさの度合い)の三つの属性によって分類することができます。
昔、美術の授業で習ったような内容かもしれませんが、色を上手に使うには、基本となる色の三属性(さんぞくせい)を理解することが早道です。
色を上手に用いることにより、心豊かなくらしがおくれるよう色彩のアドバイスが出来ればと思っております。

 

COLORFUL CHOOSE

選び一つで家の印象は大きく変わります。
せっかく10年、15年に一度の工事ですから、できるだけ素敵な家にしたいですよね。


しかし、いくら色選びが大事といっても、まずどうしたらよいのかわからないのが現実です。
まず、外壁の色選びで大切となってくるのは、今ついているサッシの色や家のデザイン、近隣との兼ね合いを考えて、良く検討する必要があります。
今まで通りのイメージを崩さないようにするか、それとも大きくイメージチェンジをするか。
または、汚れが目立たないような色にしたいなど、色選びの時には様々な思惑が巡ります。
ただし、あまり派手な色は周辺地域の調和を乱す原因になることもあります。
最近でいうと、有名漫画家さんが派手な色のお家を建てて、近隣住民の方とトラブルになった報道を耳にしました。
誰からも愛されるような色あいを選ぶように心がけましょう。

リフォームの場合、サッシや玄関回りは元のまま外壁だけ色を変えるというケースが多くあります。
特に面積の大きな「雨戸の色」「アルミサッシの枠の色」「玄関回のタイルの色」など、既存にあるものとの色との兼ね合いを良く考えて選ぶようにしましょう。

 

POINT
各メーカーには色のサンプルカタログがあります。
これらの色は、普段よく使われるような色目が多いことや、またメーカーが長年研究を重ねて作った色なので、これらの中から色を選んでおけばまず間違いはないでしょう。

 

COLOR SIMULATION

カラーサンプルはほとんどと言っていいほど、小さくわかりづらいです。

そこで大切なのは、大きな実物サンプル板を作ることとあと、パソコンで作るカラーシミュレーションです。
実際にサンプル板を外壁面において確認したりまた、天気の良い日、悪い日、朝方、夕方など 条件を変えて見てみることも。
しかしそれでもやはり外壁面ほどに大きな部分となると、サンプルとはイメージが変わってきます。
その色合いにしたいと思ったら、彩度(あざやかさ)と明度(あかるさ)をワンランク下げて選んでおくと、持っているイメージに近付かせる事ができます。
先ほど述べた通り、外壁の色をベーシックな色で選ばれたとしても、面積の小さな箇所でアクセントな色を使うことによりかなり印象が違ってきます。

そこでわたしたちは、プロの目線であなたの家にピッタリの外壁をコーディネイトします。
経験豊富なプロによるカラーコーディネイト付き外壁リフォーム。
それが、わたしたちの提案する素敵な外壁リフォームです。

 

POINT
大きな壁に色を塗ると<サンプル板より明るくあざやかに見える!って感じることがあります。
これは‘色の面積効果‘といって、人間の目は、同じ色でも面積が変わることでイメージが違って見えたりするものです。とくに、あざやかな色(赤色や黄色 等)は面積効果は大きいので注意しましょう。

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