最後の最後に・・・神戸市須磨区S様邸外壁・屋根塗装工事

昨年の秋、メールでお問い合わせを頂きました。
早速お伺い

 

 

 

 

 

 

 

お客様との初顔あわせは、いつも緊張します。
お客様だってきっと同じと思います。
お話をしていると、弊社が以前施工した、
同じく須磨区O様のご友人であることが分かり、
一気に緊張が解れたのでした。

 

現況を見せて頂きます。
屋根
「屋根の色褪せが嫌で、今回塗り替えようと思った」とSさま

 

 

 

 

 

 

 

 

外壁のシーリング目地幅が一部違っていたり
※矢印区間のみ、幅が狭くなっています

 

 

 

 

 

 

 

 

おそらくほかの部分にしわ寄せが行ったのか、
傷みが酷い部分はご主人が補修

 

 

 

 

 

 

 

外壁自体には大きなクラック等見受けられず

 

裏手に回って、お風呂、給湯器周辺の壁
塗膜が捲れているのはわかるのですが

 

 

 

 

 

 

 

何故白い?

 

 

 

 

 

 

 

不思議に思い、凝視していると
「傷んどるから、何か塗った方が良いかなと思って・・・」とご主人

 

お風呂周辺の外壁の状態にナーバスになるのは、
この部分の不具合が案外多いから。

 

以前施工したS様邸
丁度お風呂にあたる部分の外壁が、このようにボロボロと
S様邸のように塗膜だけの問題ではなく、もっと深い内部から傷んでしまっていました

 

 

 

 

 

 

 

 

同じ厚さのサイディングが既に無く、
板を貼って補修

 

 

 

 

 

 

 

年に何度か、このような事例があるから・・・なんです。

 

塀も褪色が進み

 

 

 

 

 

 

 

 

天窓から年に1度くらいの頻度で雨漏りがするとのことで
足場を組んだのち、屋根から状況を見せて頂くことに

 

 

 

 

 

 

 

 

 

寒い時期に差し掛かろうとしていたころなので
暖かくなってから工事をすることに

 

そして4月末のこと
1)足場仮設

周辺の道路が狭く、
このように足場のトラックでご迷惑をおかけしてしまうため
工事着手前に、この路地を使われている家全体にご挨拶。

 

 

 

 

 

 

 

 

足場仮設完了の様子

 

 

 

 

 

 

 

 

2)高圧洗浄

 

 

 

 

 

 

 

気になる天窓周辺に念入りに水をかけてみましたが、
天窓からの漏れは見られませんでした。

 

構造的に雨に弱いのは天窓の上端部分。(白、斜線部分)
大雨が降ると、この部分に一気に水が押し寄せ、
オーバーフローして漏れた事例が過去にもありました。
この弱点をカバーするため、水切りを取り付け

 

 

 

 

 

 

 

 

本題に戻って、洗浄の続きです

 

 

 

 

 

 

 

 

塀や、エントランスタイルも

 

 

 

 

 

 

 

 

3)シーリング工事
既存撤去ののち、プライマー塗布

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シーリング完了後

 

 

 

 

 

 

 

白〇部分はシーリングが出来ないため取り外した面格子のビス部分。
塗装をすると場所が分からなくなってしまうので目印として

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4)屋根塗装
割れている箇所の補修ののち

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タスペーサー差し込み

 

 

 

 

 

 

 

※長くなるので、下塗り中塗りは割愛します

上塗り完了後の様子

 

 

 

 

 

 

 

工事の最終段階には、下屋を改めて塗装
※作業の都合上、どうしても下屋に足型がついてしまうので

 

 

 

 

 

 

 

 

5)外壁塗装

色分けのパターンもご提案したのですが、
Sさま、スッキリと潔い1色でのパターンを選ばれました
上塗り完了の様子

 

 

 

 

 

 

 

付帯部分を塗り

 

 

 

 

 

 

 

清掃ののち

 

 

 

 

 

 

 

取り外した面格子を取り付け

 

 

 

 

 

 

 

いよいよ足場の解体の日を迎えました

ところが

予想外に早く雨が降り出し足場屋さん、焦ったのでしょう

トラブル発生
部材を持ったまま転んでしまったとのことで
屋根と

 

 

 

 

 

 

 

樋の一部を破損

 

 

 

 

 

 

 

 

あってはならないことですが、
ひとまず作業者に怪我はなく、お客様宅を事故現場にしなくて済んだと・・・
他の部分に被害はないか、状況確認ののちS様に状況を報告
後日屋根・樋を補修ののち、改めて引き渡しの運びとなりました

 

後日
屋根と樋を補修

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コーナーの樋も交換
色が変わっている部分が交換済の部分

 

 

 

 

 

 

 

 

最後の最後までご迷惑をおかけしてしまいましたが
ようやく
工事完了!!!

施工前

 

 

 

 

 

 

 

 

工事完了後

 

 

 

 

 

 

 

 

工事完了の頃にはヤマボウシの花が満開
ヤマボウシという名前を知らず、その美しさに見とれていたら
S様が教えて下さいました。
真っ直ぐに空を目指して咲く花は、ものすごく印象的でした

 

 

 

 

 

 

どうしたらキレイに撮れる?
カメラを構え矯めつ眇めつ眺め考えているとS様、
「上から撮ったらキレイに撮れるよ」
その通りです。
あれからヤマボウシを見つけるたび、嬉しくて写真を撮っています。

 

S様、長らくありがとうございました。
前の路地が狭いので、
お暇の際にはいつも車を誘導し、見送ってくださったこと
近隣挨拶の折にも道案内を兼ねて一緒に回ってくださるなど
工事に携わる私達を万全のホスピタリティで支えて下さったS様でした。
最後の最後トラブルがあった際も、
まず雨に濡れる私たちの身体のことを気遣って下さり
言葉もありませんでした。本当にご迷惑をおかけしました。

 

ご近所の皆様も、ご不便をおかけしました。
「見違えたね!」道行く人が声をかけて下さいました。

 

最後の最後に肝を冷やしましたが
おかげさまでなんとか無事、工事完了いたしました。

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