お客様との会話で感じたこと・・・「雨漏り調査編」

お盆明けの長雨以降、
雨漏りのお問い合わせを多く頂く。

 

お客様との会話の中で、雨漏り調査に関して認識の違いを感じる場面に
何度か遭遇する機会があり、ちょっと書いてみようと思い立ちました。
なお、文中の写真は過去の施工例からの抜粋、もしくはイメージ画像を使用しています。

 

雨漏りしていること、そして雨漏り調査の依頼で問い合わせを受け、お伺い。
そこには古い建物が。

 

 

 

 

 

 

 

雨漏りしている箇所や

 

 

 

 

 

 

 

建物全体を見せていただく
屋上の防水。防水層が捲れてしまっていて

 

 

 

 

 

 

 

 

周囲の手すりも錆が進んで、穴が開いてしまっている箇所が

 

 

 

 

 

 

 

雨漏りするはずだ。

外壁を見せて頂くと数々のクラックが。
確かに漏れますよね

 

 

 

 

 

 

 

漏れるはずです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

建物全体に散見される不具合全てが雨漏りの原因としか思えませんでした。

 

お客様のご要望としては、
それら数多くの不具合箇所の中から、
雨漏りに直結している箇所を雨漏り調査で特定。
その箇所だけ補修を行いたいというものでした。

 

んんんんん

 

それは違うのです。
何とお伝えすれば・・・・。

 

雨漏り調査とは本来、
原因不明の雨漏りに対して行う調査のことであって
雨漏り対策が施されているのに、まだ漏れる。いったいどうして?
そんな場合に行う調査のことなのです。
顕在する建物の不具合に対しての
補修の要・不要を判断する調査ではないのです。

 

今、お話している案件に関していうと、
雨漏り調査以前の問題、ということになるのです。

 

補修箇所を絞り込んでその部位だけ補修すれば
費用は抑えられ、良い方法に思えます。
お気持ちは十分理解できるのですが
雨漏り調査はそういう調査ではないのです。
そして、補修しなくても良い不具合も無いんです。

 

お客様には雨漏り調査の意味合い、そのシステムや費用についてお話しし、
まずは、足場を組んで屋上防水、外壁改修、その他補修をお薦めしました。
(全体に劣化が進み、部分補修は現実的ではないと思われました)

 

場合により、ご提案はさまざま異なってくると思いますが
まずはご相談ください。

 

最新の施工例コーナー番外編。
お客様とお話していて感じたこと、
「雨漏り調査編」でした。

 

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