2018.02.28
2015年に外壁・屋根の塗装工事を施工。
その際にも雨漏りがありました。
ガルバ鋼板とカラーベストの2つの素材の継ぎ目、
谷になっている部分と思われ施工した結果雨漏りは止まっていました。
昨年の暮れ、再度雨漏りしているとご連絡を受け、見せて頂きました。
クローゼット内部の壁がジットリ濡れています。
濡れている箇所と屋根を照らし合わせてみると
前回の漏れとは別の部分、カラーベスト屋根からの漏れ。
このあたりからの漏れと考えられました。
屋根の状況は塗装から3年足らず。
光沢もあり、タスペーサーも規定量差し込まれています。
何故?
考えられたのはケラバ部分。
上の写真で言うと、左側に写っている屋根の端っこの部分にあたります。
ところが・・・
漏れは一向に止まらず
こうなってくると、考えられるのは現況カラーベスト屋根下の防水シート。
きちんと貼られていなかったか!?
何らかの原因で破れたか!?
カラーベスト屋根を捲ってみれば一目瞭然なのですが
コスト的に割が合いません。
M様とも相談をし、
今回カラーベスト屋根の上に新たに屋根を被せることにしました。
工事開始!
屋根の上に運び上げられた新たな屋根材。
カバー工法に良く使用される ガルテクト も考慮に入れたのですが
水上から水下まで継ぎ目の無い、このような長い平葺き鋼板を選択しました。
工事の後、雨が降っても漏れが無いことを確認し、お引渡しとなりました。
今回子ども部屋のクローゼットからの雨漏り。
「デカパドス(六甲アイランドのプール)みたいや!」って子供が大はしゃぎして・・・
と、飄々と話してくださるMさま。
本当は心配でたまらなかったはず。
M様のお人柄に救われた今回の工事でした。
Mさま、ありがとうございました。
2018.02.20
お世話になっているO社さま。
今回雨漏りのご相談を受け、現況を見にお伺い
現況はシート防水。
屋上へ上がるなり水溜りが見えたため、排水口の詰まりが原因かと思いきや
お見積もり提出の後、工事を発注いただき、工事開始
①下地処理
6)上から立ち上がり部分を被せるように
また、シート下に空気が入らないよう、
慎重に転圧(下部写真真ん中のローラーで空気を押し出す)します
こうして、
工事完了!!!
大きな社屋で、撤去された既存シートは物凄い量になりました。
地上4階建て部分に相当する屋上から、どうやって大量のシート(重い)を?降ろす?
O社様の会社建物は真ん中が吹き抜けになっていました。
そこを利用させて頂き、なんとか全部地上へおろすことが出来たのでした。
O社様、どうもありがとうございました!
2018.02.13
年が明けても昨年の台風の影響は続くようです。
昨年の台風や長雨で工期が遅れ、
足場を仮設したまま年を越している現場や、
新年早々から足場を仮設し、工事に着手する現場を街中で多く見かけます。
(概ね建設業は1月、2月は閑散期)
今回施工したHハイツさまも、やはり台風で屋根の棟が破損し
飛んでしまったことが塗装のキッカケでした。
いつもお世話になっているO様所有の物件です。
屋根の勾配が急なため、足場を仮設して補修をする必要があり
「それならば」と外壁と屋根の塗装工事も同時に施工することになりました。
全体にツヤがなくなり、ぼちぼち塗装を検討する時期でもありました。
生活道路として多くの方が利用されるため、工事前のご挨拶は路地に面した
全てのお住まいに声をかけました。
①足場仮設
②シーリング工事
③高圧洗浄
④錆止め
屋根の棟や(赤さび色)
⑤外壁塗装
1)下地補修
前回は、他社様にてクリア塗装がされていました。
良く日のあたる部分は劣化して、塗膜がピリピリと捲れているところがあり、
塗装作業に入る前に、劣化した塗膜を除去しました。
2)下塗り
今回の工事を仕切った作業スタッフ、山本。
気配りがマメで近隣の方へ、こまめに声をかける姿を良く見かけます。
工事期間中、前面道路を半ばふさいでしまう形での作業になってしまいましたが、
大きな混乱は無く工事が完了したのは近隣の方々のご理解・ご協力は勿論のこと、
彼の細やかな気遣いあってのことかもしれません。
下地の状況も踏まえて、今回は下塗りに浸透性シーラーを使用しました。
⑥屋根塗装
⑦屋根補修
⑧付帯部分塗装
こうして
工事完了!!!
工事に際して、何度かOさまのお店へ足を運びました。
いつも工事の話は直ぐに済み、会話は脱線。
その脱線会話が楽しいこと。
異業種ながら思わず「へぇ」を連発。
Oさまのお店は地域の繁盛店。
その秘密は何処に!?
しばらく過ごす間にも、その答えを随所に見つけることができます。
「繁盛店に学ばないと!」
教えて頂くことは多々、
あとは実行できるか出来ないか!?
それが一番難しい(汗)
聞けば聞くほど、お腹の底から「へぇ」が湧いてしまうのでした。
Oさま、ありがとうございました!