2021.02.22
ただし食用。
「 菜の花の粕味噌鍋 」 の具材として(笑)
下準備をしていると息子の視線が刺さる
「花、食べるんですか?」 そう言いたげな視線が・・・。
いやいやいやいや・・・そういうモノなんですけど
無言の圧力に屈して、
食べることはせず、リビングの彩りに。
一気にリビングが華やぎました、ありがとうございます!
さて、もうすぐ3月。
寒かったり暖かかったりしながら
確実に春を感じる今日この頃。
選ばれる外壁色も、
春らしい組み合わせが増えてきました。
今回はこの画像をたたき台に、色についてお話しようと思います。
一昨年あたりからコロナ禍真っ只中の昨年を通じて、
お客様からよく選ばれた色合いは
グレー でした。
グレー人気は今も継続中です
流行り関係なしに、コンスタントに選ばれるのは
上下分けられる場合だと
茶系もコンスタントに選ばれる組み合わせ。
1階部分が濃紺の取り合わせも好まれます。
色分けをされる場合、この写真のように
濃淡をしっかりと出して、
コントラストをつけるパターンが多かったのですが
ここの所、少し変化が
優しい色合いの組み合わせが増えてきたのです
先日工事を終えたお客様宅は、このような取り合わせでした
そして、ただいま工事中のお客様宅はこんな組み合わせ
偶然2階部分は、先ほどの写真と同じ色。
1階部分が少しピンクがかった色合いです
1色で塗り替えるのか、2色で塗り替えるのか
上下2色で塗り分けたくても、胴差しの無い場合など
建物の形状によっては
希望通りの塗り分けが難しい場合もあります。
目地で塗り分けることもあります。
いろんな塗分けのパターンがあります。
建物の凹凸で色を分けると、
出っ張った窓の部分で色を分けたり
出っ張った窓や、ベランダ
逆に奥まった玄関部分の色を変えてみるという選択肢も有りです
最初の打ち合わせで
あらかた候補の色合いを絞り込み、塗り板を作成。
塗り板を実際に手に取っていただき
ご自宅の壁にあてがって見ていただくことで
より、現実味が増し、
「思ったよりも濃かった、薄かった、派手だった」等々
あれば、更にもう一度、
思ったとおりであれば、最終どの色にするのか
話を詰めていくことになります。
色の打ち合わせは
お客様に事務所にお越しいただく場合がほとんど。
事務所だと、
お客様が選ばれた色が実際どのような仕上がりになるか
施工済のお客様宅の写真を見て頂くことで
具体的なイメージにつながりやすいメリットがあります。
色・・・・。
悩ましい選択ではありますが
街を歩いていて、「わ、素敵だな」と思う建物の
写真をお持ち下さる方もおられます。
「色について、こんなに考えたこと無かったなぁ」
多くの方がそう仰られます。
今回は外壁色のお話でした。
色、いろいろ。
お客様の数だけ、様々な色の取り合わせが。
2021.02.04
何かとお世話になっているA様事務所の入居する建物。
オーナーさんが雨漏りでお困りとのことで、
「カジカワさん見てくれる?」と声をかけて下さいました。
下から見た感じは問題なく
屋上から外壁を見せていただくと
苔むした外壁が
一部塗膜もはがれ、
壁面内部に侵入した雨水により内部の鉄骨が錆び
壁面が剥落しかかっている部分も見受けられました
傷みが酷いこの部位は南面。一番太陽が当たる場所
そして今まで一度も外壁改修工事が出来なかった場所とのことでした
今回は南面(しかも足場が組める部分のみ)の施工
傷んでいる箇所や雨漏り箇所は幸い足場が組める位置でした
作業にはなかなか厳しい立地
商業地のど真ん中に建つ建物
ということは、お隣とのスキマが無い!
この建物は①
東側の②の建物とはくっついてしまっており・・・。
1月7日、足場仮設当日の様子
「通れるっスかねぇ」 足場職人さん苦笑い。
入り口を抜けると、奥は途中から広くなっており、
足場を組むことが出来ました。
6階建ての建物+塔屋。
狭さ故に足場内での昇降がしづらいので、
屋上から足場へ降り作業させて頂くことに
屋上からはこの景色
寒風吹きすさぶ屋上
立水栓が設けられていましたが
年明け一番の寒さだった1月9日、水道管が凍結。
噴き出した水が凍り付き、スケートリンク状態に
補修の上、保温カバーを巻き直し
さて、工事に戻ります。
足場を組み、その後取り掛かったのが
外壁調査と
①下地補修
傷んだ塗膜や、
剥落しかかっている部分を撤去
中から錆びた鉄筋が
↓
酷い部分は、打診棒で強めに叩くと
↓
躯体から浮いてしまっている壁面には
アンカーピンニングエポキシ樹脂注入
その他にも
以前の配管で使用しなくなったものや
そのための穴などを塞いだり
この際なので、できることは全部!
②シーリング工事
③高圧洗浄
④外壁塗装
下塗り1回目
今回は塗膜に厚みを持たせるため、下塗りを2回に
⑤換気フード取り付け
すぐ前に高層の建物が迫っているので
支障が無いように思われますが
ここから雨漏りがしているということ
年々激しさを増す豪雨や台風のことを考慮して
フードをつけることに
こうして
工事完了
オーナー様、
紹介してくださったA様
ご入居の皆様、近隣のビルの方々
どうもありがとうございました
新年から老朽化した建物の
雨漏り調査を含めた対策工事が並行して続きます。
中央区 I ビル様
中央区 A ビル様
そして西宮市 Y 様
I ビル様と A ビル様は
奇しくも同じ原因での雨漏り。
これがまた悩ましいんです。
またお話しできればと思います。