2018.06.30
お電話にてお問い合わせを頂きました。
オーナー様の会社と私どもの事務所が近く、以前から
「塗装屋さんがあるなぁ」と思ってくださっていたそう。
建物の周囲には良く分からない配線や配管が。
この際、不要な物は建物から外してしまうことに。
私達には心強い味方が。
時々雑工事をお願いしているKさん率いる
オッチャンオールスターズ登場。
年の功!?か、確実に且つ整然と解体がなされていく
腕は確か。 が、体力が・・・。
撤去後の残骸を地上に降ろすのにてんやわんや。
見かねて手を出すと
「女の人がそんなことしたらアカン!」と
どこまでも紳士なオッチャン達。
こうしていよいよ
②足場仮設
次回は足場仮設後の本工事
下地補修、外壁塗装についてお話いたします。
2018.06.30
どなたかからのご紹介(ナイショなのだそう)です
お電話を頂きお伺いすると、なんと素敵な建物!
世代を超え、これからも長く住み継いで行きたいとのお考えでした。
次に目に入ったのはクラックでした。
各壁面で斜めに走るクラック、かなり大きなクラックが見受けられました。
詳しくお話を聞かせて頂く。
前回塗装時に、従来の壁の上に左官仕上げをし、その上から塗装を行ったとの事。
様々なことを念頭に見せて頂く。
これだけのクラック。
地盤からのものと思いたいが、建物の基礎にクラックは無く・・・。
構造的に弱そうな壁にクラックが多いわけでもない。
左官仕上げの問題なのか?塗膜の密着の問題か?
一部塗膜を捲らせていただいて見せて頂きましたが
原因は単一ではなさそう。
さて、どうしよう・・・頭を抱えました。
悩んでいることも含め、
どのような仕様にするべきか、お見積もり提出までに
しばらく時間を頂きたい旨をF様へ伝えました。
後日お見積もりをお渡し。
数日の後、工事を発注いただきました。
しばらくお待ち頂いた後、工事に取り掛かりました。
今回は下地についてのみお話しようと思います。
①不具合箇所の撤去
②Vカットシーリング
クラック巾にもよりますが、Vカットシーリングで補修を行います
その後、カチオンシーラーを塗ると・・・・・
また捲れあがってきた箇所が続々と現れて・・・
再度撤去。どうせなら徹底的に
③カチオンシーラー塗り
④左官工事
私どもでセメント補修も普段は行うのですが、
今回はほぼ壁一面。面積が大きいため
いつもお世話になっている左官屋さんの登場!
⑥カチオンシーラー塗り
カチオンシーラーにはモルタルを強化する役目や、密着を良くする働きがあります。
今回2回カチオンシーラーを塗ったのは、補修の工程ごとに壁ごと固めてしまおう!
そのような考えから
⑦模様あわせ、吹きつけ
塗膜を撤去した部分はセメント補修でツルツルに
一方補修を行っていない部分は従来の地模様のまま
そのため、模様合わせを行います
この後、下塗り→中塗り→上塗りと、外壁塗装の本格的な塗装の工程に入っていきます。
今回はここまでです。
↓
雨漏りや今回のように外壁に不具合を抱えている場合、
きちんと原因を見極め、補修するためには
足場を組んでみないと分からないというのが正直なところです。
しかしながら足場を組むには工事をご契約いただく必要があります。
こうなると、「信頼して頂くしかない」という部分も大きく
とはいえ、ホームページと、何度かお会いしただけの状況で
それだけの決断をしていただくのは本当に難しいことだと切に思うのです。
お見積もりをお出しして間もなく、ご決断くださったF様の潔さに、
工事の最中も信頼して任せてくださったF様の懐の深さに
改めて感謝いたします。
Fさま、どうもありがとうございました。
2018.06.16
すまいるネットからのご紹介。
「近くの高台から自宅を見たら、屋根が真っ白で・・・」と、O様。
「屋根、葺き替えないといけない?」
それがO様の一番の心配事でした。
葺き替え、仮にカバー工法としても金額がかかりますし、
不安なお気持ちは十分理解できます。
次回の塗り替えに関しては厳しいかも知れないが、
今回は塗装可能と伝えると、ホッとなさったOさま。
よほど、悩んで相談くださったことが伝わって来ました。
いずれにしても足場は必要。
外壁も塗装の頃合い。
外壁と、屋根。
メンテナンスのタイミングがバラバラにならないためにも、
今回、屋根と外壁の両方を塗装することをご提案。
O様に工事の発注を頂きました。
①足場仮設
車両が通れない路地に面したO様邸。
近くの道路から手作業で足場を搬入する必要がありました。
そんな場合は仮設費用に加え、別途足場搬入費用が必要になります。
プラス、諸経費として毎日の作業車両の駐車場代金などが発生する場合も有ります。
今回はお世話になっているクロス屋さんの駐車場を拝借。(Sさん、ありがとうございました!)
②高圧洗浄
今回は屋根塗装にポイントをおいてお話したいと思います。
③屋根塗装
1)釘頭補修
棟の金物を固定している釘頭が飛び出ていることがあります。
どのお宅にも、良く見られることです。
建物も、地盤とともに揺れたり動いたりしているので、釘頭が出てしまうようです。
3)下塗り
塗った直後は、このように濡れたようになっています。
傷みが激しければそれだけ、吸い込みも激しいです。
しばらくすると傷んだ素材に下塗り材が吸収されてしまい、元通り真っ白になってしまいます。
きちんと塗膜を造らなくては塗装の意味がなくなってしまうので、
もう1回、下塗りをします
④シーリング工事
⑤錆止め
⑥外壁塗装
実は薄いグリーン! 光の具合や見る角度によって違って見えます
⑦付帯部分塗装
メーターボックスや庇
こうして
工事完了!!!
Oさま、細やかなお心遣いありがとうございました。
スタッフが両親のように慕い、ブロマイド撮影までしていたのには
思わず微笑んでしまいました。
そして近隣の皆様、温かく見守ってくださり、ありがとうございました。