2017.09.28
お電話にてお問い合わせを頂きました。
住所をお聞きしてお伺いしてみると、
そこは何と、元町本通のアーケードに面した建物。
入居しておられる店舗の入れ替わりに合わせて、内部、外部ともに手を入れることに。
内部は別の業者さんの施工。
シーリングのブリード
サッシの際の黒くなっている部分がブリードしたシーリング部分です
店舗としての用途から、
長くに渡って美観を維持できること
傷んだ外壁の補修(これから先の可能性も含めて)重視のお見積もりをご提案
工事を発注いただきました
店舗の入居日予定に合わせて、工事に入りました
①足場仮設
人通りの少ない朝一番から着手しましたが、やはりガードマンさんは必須。
②外壁調査
せっかく足場を組んだのですから、外壁をくまなく調査。
躯体の浮き、塗膜の浮き、クラック、雨漏りに繋がりそうな箇所等々
チェックしていきます
③下地処理
1)Vカットシーリング
一定の幅を超えたクラックはVカットシーリングで補修します。
クラックに沿って敢えて大きな切れ込みをいれ、クラックを補修する方法です
2)塗膜浮き箇所の撤去
塗装の度に塗膜が形成されるのですが、
その塗膜が浮き上がってしまっている状態のまま
新たに上から塗装をしても、結局同じように浮き上がってしまうため、
チェックし、徹底的に撤去します。
3)エポキシ樹脂注入
躯体と鉄筋の間に浮きが生じている場合、エポキシ樹脂注入を行います。
4)補修を終えた箇所はこのように面調整を行い
下塗り時に、砂骨ローラーで模様付けを行います
④シーリング工事
⑤高圧洗浄
本来足場仮設の後に行うのですが、漏れの危険性が高いなど状況に応じて
工程を組み替えることがあります。
今回は漏れの可能性があったことに加え、内部では別の業者さんが作業中。
もし何かあって、ご迷惑をかけてもいけないので、下地と、シーリング工事の後に洗浄を行いました
こうしていよいよ、作業は塗装へ入ってまいります。
塗装~工事完了までは後編で、詳しくご説明いたします。
2017.09.16
メールでお問い合わせを頂きました。
お問い合わせをいただいたのは春先でしたが
気候の良い秋口に施工ということで工事を発注いただきました。
8月に入り、色の打ち合わせ、
8月下旬に工事開始となりました。
①足場仮設
②高圧洗浄
③外壁塗装
<1>付帯部分錆止め
1)下屋の水切りや(赤錆色)や、出窓の屋根(白錆色)、上に重ねる塗料の色によって
錆止めの色も違ってきます。
<2>外壁塗装
①下塗り
壁の状況によって微妙に工程は違って、今回は1工程多く、シーラーを塗りました。
現況の壁が砂状の吹き付けです。
劣化してくると砂のようなものがパラパラ落ちてくる壁です。
それを防ぐため、密着を良くするためにシーラーを塗りました。
下塗りにはフィラーとシーラーの2種類があります。
目的によって分けられ
シーラーは密着を良くするためのもの
フィラーは厚みをもたせる為のもの。
②中塗り
事務所へ足を運んでいただき、色の打ち合わせを行いました。
前回は可愛らしいピンク、今回もイメージは変えたいがやさしい色合いにしたいとYさま。
③上塗り
外壁の出っ張り(出窓やベランダ)部分の色を変え、今回は2色に
④ベランダ部分ハチマキ、アルミ板張り
傷んだハチマキ部分にアルミ板を張りました
⑤付帯部分塗装
付帯部分って?と良く聞かれますが、基本塗れる部分は塗ります。
素材によって塗れない場合も有るのですが・・・。
⑥屋根塗装
⑦最終チェック、清掃
最終チェックは、作業スタッフ以外の者が行います。
手直しをして欲しい箇所にテープを貼り、それを作業スタッフが追いかけ、手直しをしていきます。
こうして
工事完了!!!
足場解体後の清掃時に、忘れ物をしていた私。
忘れ物をしたことさえ気付いていなかったのですが、その週末、
Yさまが事務所まで届けてくださいました。
Yさまありがとうございました。
近隣の皆様も、ありがとうございました。
2017.09.14
古くからのお付き合いのOさま。
今回は、外壁改修と、雨漏りのご相談。
前回塗り替えたのは何年前?・・・・・私が梶川塗装に来る前なので15年以上前と思われます。
工事に入る前に、雨漏りの状況を細かくお聞きし、
何処からの漏れなのか、原因を絞り込むため、いくつかの調査をさせていただきました。
屋上と、ベランダの防水工事も併せて施工。
<施工前屋上>
笠木の上に埋め込まれているベランダ柵の脚部分も、漏れにつながるため、
今後のことも含め今回撤去することに。
広いベランダ。使用される部分のみ、後日床置き式のベランダ柵を設置。
そして、工事前にもうひとつ。
足場を組む前に、以前お商売をされていた店舗部分に取り付けられていたテントの骨組みを撤去
外壁工事の際には、極力不要なものを撤去するようお奨めしています。
2面の道路の足場占用届も提出し、
いよいよ工事開始
②外壁調査
補修が必要な部分をマーキングし、作業スタッフの周知を図ります。
③下地補修
外壁の膨れている箇所を撤去。
膨れた箇所の下からは錆びた鉄筋が出てきました
躯体との間に隙間ができてしまっている部分に関しては
エポキシ樹脂注入(アンカーピン固定)を行います。
穿孔ののち、エポキシ樹脂を注入しているところ。
④シーリング工事
⑥外壁塗装
1)付帯部分、錆止め
建物に付帯する部分で、必要な箇所に錆止めを塗ります
⑦防水工事
1)屋上・・・施工完了の様子
⑧その他工事
これだけ交通量の多い幹線道路沿いに建ちながら、目立ったクラックが見つからなかったO様邸。
今後のメンテナンスのことも考え、水仕舞の良いように、
サッシの水切りと、換気口にはフードを取り付けました。
換気フード取り付け
⑨足場解体前清掃
こうして
工事完了!!!
10年以上前のこと。
スーパーで息子を見失い、慌てて探しまわっていると
O様に抱っこされた息子を見つけました。
「何の果物が好き?買ってあげよう!」と、Oさまに言われ、
1000円以上もするような大きなブドウを指差した息子に大慌て(汗)
今となっては「本当にスミマセン」な、笑い話ですが当時は本当に慌てました。
クリスマスには名前入りの本を下さったり、防寒用のコートを下さったり、
お世話になりっぱなし。ありがとうございます。
自営業の嫁として40年家業に携わられたとの事。
まだまだ到底同じ立場には立てませんが、
同じ境遇のものとして、
いつも話の中からアドバイスを頂いています。
Oさま、近隣の皆様、ありがとうございました。