2015.09.30
今回は、雨漏りによる相談です。
さっそく現状の調査を行いました。
水漏れ跡の場所等を確認し、屋上防水を確認しました
現状は、新築時のアスファルト露出防水シートの上に塗膜防水を施工しておりました。
土間にひび割れを確認、以前の塗膜防水よりさらに旧防水のアスファルト防水からの割れを確認
前面のパラペット部分に洋瓦をか確認、こちらからも雨漏りの可能性があることが推測されます。
今回の防水は、新築時から3回目の防水施工となり、また旧防水の劣化具合、浮き等から
一度、旧防水を全て撤去した上で、防水を改めて行うようなご提案致しました。
さっそく工事を開始
機械などを使って旧防水層の撤去していきます。これがなかなか捲れてくれません。
撤去した後、樹脂系のセメントにて下地を調整していきます。
万が一の雨に備えて仮防水の形にもなりえます。
下地調整が終わったあと、プライマー塗布し、防水を塗って行きます。
ドレン(排水口)も旧ドレンを撤去し、改修ドレンを取り付けます。
膨れ防止のため、脱気筒も併せて取り付けました。
ウレタン防水 クロスを入れ さらに塗っていきます。
今回は笠木の取り替えも一緒に提案しました
下地の水切りを取り付けし
さらに笠木を取り付けました。水たまりがないように勾配をつけています。
瓦の釘頭、つなぎめもシーリングを行い、完成です。
Kさまと弊社の社長とは35年程前に仕事の知り合い仲間だったそうで、再びご連絡頂きました。
再びご縁を頂きしたこと、ありがとうございました。今後共よろしくお願いします。
2015.09.16
今回は、以前に工事を行いました2号館,
組合棟に続きまして3号館の屋上遮熱工事です。
プライマー塗り
クールサーム塗り
区画分けして持ち場を分担し、施工していきます
トップ塗装
2)2回目
白い上に白が重なるので塗り残し、漏れがないか注意深く施工していきます
こうして、
この夏は「遮熱の夏」と言えるほど遮熱塗料の工事が多かったです。
そして今回奇しくも、市役所でのクールサームと下請け工事でのGAINAが同じ時期に重なりました。
GAINAはメディアへの露出機会が多く
一般の方からの問い合わせも増えてきています。
遮熱性能に加えて、消臭、遮音・防音効果、空気清浄効果等もうたわれています。
また、パステル系ながら選択できる色が多く、一般の方向けに造られている印象があります。
その点、クールサームはマニアック。
遮熱性能に特化しているといいますか・・・。
ですので、色も白とグレー系が何色かで選択肢は限られています。
どちらかといえば、こちらは工場や、プラント向けなのかも・・・。
一般の方への知名度が少ないのはそのため?
どちらも、本当に良い製品です。
双方の業者さんからお話を聞く機会がありますが、
遮熱の原理も同じ、正直違いが・・・・分かってません(スミマセン・・・汗)
決定的に違うといえば、
クールサームはNASA開発のセラミック
GAINAはJAXA開発のセラミック・・・・・なんですが・・・。
同時に材料が手に入るのも珍しいこと。
この機会に性能の違いでなく、塗り手としての違いをお話できるのであれば、
材料そのものの粘度が高いのはクールサーム。
最初、「塗りにくいかな?」
予想に反して、ものすごく伸びがよく、ローラー運びがスムーズでした。
関係者の皆様、どうもありがとうございました!
駐車場のことなど細かに気を配っていただき、ありがとうございました。
3号館から、以前施工をした2号館、組合棟が見えました。
ツヤ消しなので汚れやすい・・・少し汚れが気になり・・・ます。
2015.09.01
実はTさま、前回一度現況調査にお伺いしていました。
2012年10月のことです。
当時のエピソードはコチラ
http://kajikawa.exblog.jp/19101477/
あれから2年半。
再度ご連絡を頂きました。
ところどころ、フクレが生じている部分が・・・
この写真全体、模様のようにも見えますが、実は膨れているのです。
テラス工事等々その他の工事も含めてお見積もり。
後日、工事を発注いただきました。
足場仮設
高圧洗浄
この日作業に入った吉濱。実はこの日が1ヶ月の療養からの復帰初日。
帰社して開口一番、「 仕事が出来るって、こんなに嬉しい事やったんや 」と。
聞いていて思わず頬が緩み、そしてまた身の引き締まる思い。
シーリング工事
下地補修
外壁塗装
2)下塗り
凹凸の大きい壁柄。まず溝の部分をハケで押さえ、平面部分をローラーで押さえていきます。
屋根塗装
ベランダ防水
2)立ち上がり部分ガラス繊維マット敷設
ポリエステル樹脂を浸透させていきます
平場マット敷設
こうして、
工事完了!!!
タイル部分は塗装しませんので、タイル部分の色にあわせると
やっぱり現況色で・・・ということになりました。
外壁色の打ち合わせを重ね、塗り板を作成しました。
実際に発注をかけた塗料の缶。
H15-50Dというのは日本塗料工業会、
通称 日塗工 発行の、色見本の色番号。
吟味を重ね、もう少し濃くということで、H15-50D濃と書かれています。
塗装、その他の工事もあり、長めの工期になりました。
Tさま、Kさま、どうもありがとうございました。