2014.04.23
電話にてお問い合わせを頂きました。
現地調査にお伺いしたのは昨年の未だ寒さが残る時期のこと。
6軒で1棟の建物が中庭を挟んで、二棟向かい合って建っており、
合計12軒のコミュニティ。(写真は工事完了後のものですが・・・)
向かって左側がA棟、右側がB棟。
A棟とB棟は、それぞれ違った造りになっていて
各専有部分は各々で手を加えておられる部分もあって、
間取りや防水の仕様等も入居者様によって違っていたりしました。
経年劣化の部分はA棟、B棟ともに共通
外壁のシーリングの劣化によるものと思われる雨漏り
各棟各々の間取りによるものと思われる問題点としては
A棟全戸に天窓部分からの雨漏りがみられ写真のようにコップに漏れた水を受け、
どのくらいの雨で何CC溜まったか記録しておられる方もいらっしゃいました。
天窓部分のガラスには網入りのガラスが使用されていました。、
この網入りガラス、直射日光でガラス内の網の部分(鉄)が膨張し、
ヒビ割れが。
入居者様自身でこの問題点に気付かれ、
少しでもガラスの温度上昇を抑えようと 簾をかけておられるお宅も
B棟
屋上ベランダからロフト内部壁への雨水の侵入白丸部分内部の様子
12軒全戸見せていただきましたが、どの入居者さまも
真剣に悩まれ、話をしてくださる姿が印象的でした。
施工、足場仮設の様子は次回に
2014.04.16
お問い合わせを頂いたのは何年前になるでしょうか。
折しもテレビが地デジへ移行の頃だったかと思います。
現地調査を終え、失礼しようとしていた頃、
ご主人が、おっしゃられました。
「テレビ購入と塗り替え、どっちが先でしょう?」
すかさず即答
「テレビでしょう!!!」
というのも、状態がよく、数年は大丈夫と思われたため。
それから一年後・・・
再度ご連絡を頂き、お伺い。
帰り際に、ご主人が仰いました。
「車、買いたいんだけど・・・塗り替えが先?」
またまた即答
「車でしょう!」
それから1年後
再度ご連絡を頂きました。
今回は・・・工事着手です。
ほぼ全面磁器タイル、東面の一部のみモルタル壁の外観
外壁のヒビやクラック補修、シーリング工事の後、
タイル部分には吸水防止層を形成して躯体への水分の浸入を防ぐタイル保護剤を、
軒天部分にはカチオンフィラーののち反応硬化型シリコン塗料を塗ることに
足場仮設
シリコン塗料を
軒天部分、現況は暗い色でお洒落なイメージ、
今回は白っぽい色を選択。パッと明るく。
お問い合わせをいただいてから何年か越しの工事、
その間、何度かお会いしましたが、
改めて、この度声をかけていただき、嬉しかったです。
Kさま、どうもありがとうございました!